1. |
鉢植えのサボテン (prod.by SNJO)
03:04
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「鉢植えのサボテン」
ドイツ車にのっかって
どっか 行ってしまった
腕の中 サボテンの鉢 かかえたまま
ああ さめたい さめたい
私のサンダル
砂に埋めてしまおうか
腕の中 サボテンの鉢 置いていこう
ああ さめたい さめたい
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2. |
図上のシーサイドタウン
03:28
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「図上のシーサイドタウン」
ここは図上の
シーサイドタウン
目を開けてたらただのビル街の中
これは夢中のシーサイドラブ
影のコントラストだけが本物みたい
古びた小舟
気がついたら浜にいた
記憶はないさ どこにも行けない
魅惑の小骨
喉元にささったまま
平気なふりさ
全然平気じゃないのに
ここはどこかで見たようなチャイナタウン
目を開けてたらただの地下鉄の中
これは夢中のシーサイドラブ
泡の砕けていく音だけが本物みたい
鳴り止まない汽笛だけが現実みたい
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3. |
白く冷たい器
03:18
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「白く冷たい器」
白く冷たい器に
君はへたりこんで
熱を持ったまま震えてる
白く冷たい器に
君は青ざめて
泣きそうな顔で横になってる
君によく効く強い薬が見つかったなら
あたたかい国で散歩をしよう
涙の流れた跡を辿って海へ行けるはず
そこはとても広いだろう
不安になってしまうほど
夜しか無いような場所
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4. |
スタンプはNO
03:09
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「スタンプはNO」
君のハートを
スタンプにせず送って
言葉で聞けるまで寝ないわ
君のハートを
かざらないで送って
言葉で聞けるまで寝ないわ
たまにふざけるのは構わない
私それなりに楽しんでるから
だけどこれが毎日続くなら
夜は21時に寝ます 船出は早いから
ついた嘘の数をかぞえては
少し傷ついたふりもするけれど
夜の長さを測るものさしを
手放してみるんです 後悔はしません
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5. |
丘
04:08
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「丘」
私は昔、丘だった
あの小学校を越え
海へとつづく
私は昔、丘だった
君の家からも
見えたはずだ
春から夏
過ぎるばかりの時間の中
前世のことをわすれた
すっかりわすれた
私は昔、川だった
あのぼろ家が並ぶ
道沿いを流れる
私は昔、川だった
君の家からも
見えたはずだ
秋から冬
過ぎるばかりの時間の中
今をやめた
何もかもやめた
秋から冬
過ぎるばかりの時間の中
どうもやめられない
不思議なことさ
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6. |
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「くらい遊び」
くらい遊びをしてみようか
ボールを投げては
誰も追いかけない
くらい遊びをしてみようか
砂を掘っては
海水すくって入れて
くらい遊びをしてみようか
まぶたを閉じて
点の奥まで
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7. |
ボルシチ
02:17
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「ボルシチ」
あなたと食べたボルシチの味
今では何だか おもいだせない
走るライオンみたいな雲を
窓辺でいつも追いかけていた
月夜の街で足をもつらせて
ふらりふらりと歩いたけれど
いつもの家につながる道が
どうしてだろう 見つかりません
あなたと食べたボルシチの味
今では何だか おもいだせない
曇りガラスにふたり 隠れて
異国の古い音楽を聴いていた
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8. |
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「提案」
失踪しませんか
鈍色の光の夜も
いずれは開けるだろう
静かすぎる朝も終わり
失踪しませんか
焦点の合わない夜も
いずれは開けるだろう
影の中の朝も終わり
宣告は他人任せに
残すものも無い
波止場に広がるペールブルーの
空の向こう 見てみたい
Aerial Photography
目を閉じてついた嘘は
Stranded on mind island
ある日暴かれる
失踪しませんか焦点の
合わない夜も終わり
時計も捨てましょう
影の中の朝も終わり
目を閉じてついた嘘は
ある日暴かれる
波止場に広がるペールブルーの
空の向こう側 見てみたい
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